人生に疲れた
生きることに疲れた
人間関係に疲れた、お金の問題で疲れた、
恋愛関係で疲れた、先の見えないことに疲れた。
人生に疲れた、生きることに疲れた、そう感じた瞬間は多くの人が経験していることだろう。
- とある零細企業の社長さんの死がオレの死生観を変えた
- 人生に疲れて追い詰められた状態は一種の催眠状態だと認識する
- 人生に疲れきってしまう前に対策を
- 疲れたって言っても良いじゃん
- 苦しみしか産まない人間関係なんて切っちゃえ
- 生活環境を変えちゃえばリセットできるかも
- 金銭問題は開き直りが肝心
- 根本を変える術を考えよう
- まとめる
オレ自身、”疲れた ”と感じたことは何度もあるし、オレがこれまで出会ってきた人たちの中にも「この人ヤベーな」と感じた人たちは何人もいた。
オレ自身に関して言えば、金銭問題、人間関係、考え過ぎ、などの理由で「人生に疲れた」「生きることに疲れた」と感じたことがあったし、同様の理由から亡くなった人も何人か見てきた。
とある零細企業の社長さんの死がオレの死生観を変えた
以前、仕事である零細企業の社長さんと会う約束をしたときのこと。
約束当日に、約束の時間を過ぎても待ち合わせ場所に現れない社長さんに嫌な予感を感じ、彼の娘さんに連絡を取り娘さんとともに彼の自宅へと向かいインターホンを鳴らすが応答はなし、娘さんと相談し不動産屋の立ち会いのもと鍵を開けて中に入ってみたところ既に社長さんは自ら命を絶っていた。
オレは彼の悩みの原因を知っていた、会う約束はその悩みを解決するためだったからだ、「そこまで思い悩んでいたのか」「なんであと少し待てなかったのか」、オレが彼と会ったのは1度きりだったがそれでもなんともやりきれなかった、「彼の決断が1日伸びていれば」「約束通り彼と会うことができていれば」もしかしたら彼の死は回避されたかもしれないとも思った。
この出来事は20代の頃のオレには衝撃的だった、それこそ死生観(なんて考えたこともなかったかもしれないが)を変えてしまうほどに衝撃的だった。
人が、「人生に疲れたと感じる理由」「生きることに疲れたと感じる理由」は様々で、その全てに手が届くほどオレの手は長くないが、オレがこれまで体験して考えてきたことを書いてみる。
人生に疲れた、生きることに疲れた、と少しでも感じたことがある人は読んでおくと良い。
人生に疲れて追い詰められた状態は一種の催眠状態だと認識する
人生の疲れ生きることへの疲れを感じ、自分ではどうにもならないほど追い詰められ、正常な思考ができない状態に陥っているようなときは、一種の催眠状態だと知っておくと良い。
催眠状態をわかりやすく言えば、通常の意識ではない意識状態のことで、たとえばお酒に酔っている状態や薬物を体に入れたときの状態などがそれに近いかもしれない。
もっと例を挙げると、トランス状態とでも言えば分かりやすいだろうか?
とにかく正常な意識状態ではないため、鬱々する、不眠になる、不安になる、そんなとき少し方向性を与えられただけでも与えられた方向へ大きく傾斜してしまうような状態だ。
トランス状態に陥った原因がなににせよ、仮にマイナス方向へ思考が傾けば、それを自らの意識で止めること難しい、そして行き過ぎればどうなるかは わかるでしょ?
だから、そうなる前、その手前で止まらなければならない、絶望は回避できる。
人生に疲れきってしまう前に対策を
人間誰しもが「人生に疲れた」「生きることに疲れた」と思ってしまう可能性はある。
確かに希望はそこにあるのに希望が見えなくなってしまうような精神状態まで追い詰められてしまう可能性は誰にでもある。
だからこそ、予め考えておかなければならない。
悪くても絶望の手前で留まる術を。
そのために必要なのは知識と行動だとオレは思っている。
オレ自身「人生に疲れた」「生きることに疲れた」と感じた瞬間は何度もある、だが希望を見失ったことはない、それはオレの性格もあるだろうが、予めそうならないように対策しているということが大きい。
自分の意志ではどうにもならない負の精神状態(トランス状態)に陥ってしまってからでは遅いのかもしれない、その手前でUターンできるように手を打っておくことこそが大事なような気がする。
そして、そのためにやらなければならないことは、別に難しいことではない、ほんの少しだけ意識を変えるための知識と行動があれば誰にでもできることだと思っている。
まず始めの知識と行動は、
疲れたって言っても良いじゃん
疲れて追い詰められる原因の1つに「悩みを溜め込んでしまう」というのがある。
誰にも相談しないで自分の責任で全てを行えてしまう人は危険だ、「大丈夫、平気」といつも冷静でニコニコとしていた人が突然「会社に出てこなくなる」「失踪する」「亡くなる」というケースなどは少なくない。
なんでもかんでも周囲に相談すれば良いとは思わないが、少なくとも内側に溜め込むだけ溜め込んで弱音の1つも吐かないというのは良くない。
人間どこかでガス抜きできないと辛いものだ、その相手が友人や異性であったり趣味であったりと1人だけで思い悩んでいる時間から開放してくれる先をどこかで持っておいたほうが良い。
また、これはオレも思っていることなので大きなことは言えないが、弱音を吐いたり相談するということを「格好悪いこと」「よくないこと」だと思っている人は多い、でも限度はあるからその辺はよくよく考えてみると良い。
苦しみしか産まない人間関係なんて切っちゃえ
人間関係で思い悩んでいる人は想像以上に多い、若い年代ほど人間関係の悩みから自ら命を絶ってしまうという統計なんかも出ているくらいだ。
オレは以前、仕事関係からなにから全ての知人の9割以上を切ったことがある、正直いろいろと先を考えると辛くてね、でもそれはオレとオレの大事な奴らを守るためでそのことを後悔したことは一度もない、不義理したなんて思ったこともない、自分に必要なことだったからそうしただけだ。
誰もがオレと同じ境遇ではないので、オレの選択が正しいとか言いたいわけじゃなく、「そんな選択肢もある」ということを憶えておいてもらいたい。
今の人間関係に苦しんだ挙げ句、自分の周囲も巻き込んで苦しまなきゃいけない人間関係ってなんなんだろうね?
そんな人間関係いらなくない?
それが仕事であろうが学校の友達であろうが恋愛であろうが「いらない」って選択しても良いとオレは思う。
イジメられて学校いけなくなって自分も親兄弟も苦しんだり、本当は嫌なのに仲間はずれにされたくないからヘラヘラと付き従うしかない友達関係とか、家族のために辞めるわけにも行かない会社での人間関係とか?
苦しいなら逃げてしまうという選択肢もあると思うよオレは。
苦しみを抱え込んで余計に苦しくなって抱えきれなくなった先に待ってるのは、自分の苦しみだけではなく、自分の大事な人達も苦しむということを理解しておきたい。
大事なのは自分と自分の大事な人達に苦しみを与える人間関係ではないででしょ?
もちろん、逃げてしまうという選択肢の他にも選択肢はあるし、これらには当てはまらない全く別な人間関係の悩みもあるだろうが、優先順位は持っておいたほうが良い。
なにが大事なのかを整理しておいたほうが良い。
オレは、どんなことよりもオレの幸せとオレの大事な奴らの幸せが最優先にすることにしてるよ、薄情かもしれないけどw
生活環境を変えちゃえばリセットできるかも
苦しんで疲れたとなったら生活環境そのものを変えてしまうのも有効だと思う。
オレは実際に1度やってる。
仕事関係の人間のほとんどを切って、遠くに引っ越した、ちゃんと人間関係も仕事もできる限り不義理しないように後片付けをした後にね。
もちろん、仕事もやめて住む場所も変えてとなったら別な意味で大変になるのは考えなくてもわかることだけど、それでも「人生に疲れた」「生きることに疲れた」という悩みの解決の糸口にはなると思う。
だから、「人生に疲れた」「生きることに疲れた」と感じたときは追い詰められる前に生活環境を変える努力を考えたほうが良い。
人は環境が変わればいろいろと変わるものだ。
金銭問題は開き直りが肝心
金銭問題で「人生に疲れた」「生きることに疲れた」と感じたときは注意が必要だ、オレはこれで追い詰められた人を何人も見てきたからだ。
金銭面で追い詰められた場合、有効な手立てが取れない場合が非常に多い、お金が必要だから仕事辞められない変えられない、生活環境も変えられない、人に相談したところで根本的な解決にはならない。
簡単に言ってしまえば”詰んでる ”状態になりやすいのが金銭的な問題だ。
確かに一見して手立てがないように思える金銭的な問題なのだが、これには非常に有効な解決方法があって、あとはそれを選択する実行する勇気があるか無いかの問題になるんだが、その有効な解決方法というのは”開き直る ”ことだ、まあ褒められた方法じゃないのはわかってるけどね。
オレは昔、保証人関係で億単位の借金を抱えたことがあるんだけど、返せるところには金返して、どうにもならないとこは話し合いしたことがある、チャラにしてくれたとこもあるし、返済待ってくれたところもあるんだけど、当然なかには借金返せとガンガン言ってくるところもあってね、悪名高き某大手ノンバンクなんて途中から社員じゃなくて社員という名の現役のヤ●ザ使って何度も家に乗り込んできたよ、向こうも必死だからなかなか帰ってくれなくてさ、それでもさ、まあ申し訳ないとは思うんだけどないものはないんだからどうにもならない、「開き直るしかない」とそんな対応したもんだよ。
たとえば、事業がうまくいかなくて借金まみれ、人の保証人になって返せないレベルの借金ができた、リストラされて家族養う金入れれなくなった。
格好悪いからとか、人として常識的な対応とか、当然考えてしまうところだけど「限度」はある、限度を超えたら勇気を出して開き直っちゃおう「どうにもならないんだから考え込んでも仕方ない」ってね、けっこうなんとかなるもんだ、それでもダメなら国に頼ろうw役所でもK察でも某党事務所でも駆け込み寺でも助けてもらえそうなところに頼っちゃおう。
だいたい金銭面で悩んで疲れちゃうって人は疲れ果てるまで頑張ってきてそれでもなんともならないから追い詰められてるわけだよ、正直やれることはやったんだからそれ以上は逃げるしか手はない。
そういう選択をするのも悪くないと思うよ、オレは。
もちろん始めから逃げることを考えて何かを行うわけではないけど、そういう選択肢も普通にあるということは知識として選択肢として頭に入れておいたほうが良い。
そうすれば追いつめられたときでもまだ希望を失わずに正常でいられるはずだよ。
金銭的な問題で悩んでいる人は非常に多いが、それはそれ、これはこれ、って感じで割り切って普通に生活してる人もたくさんいるからね、「金返す気なんかさらさらねー!」って意味で開き直れというのではなく、「どうにもならないんだから考え込んでも仕方ない」と考えて割り切ってしまうのが解決のコツだよ、逆にお金の問題というのは考え方さえ変えられれば案外なんとでもなる問題だったりするよ。
根本を変える術を考えよう
「人生に疲れた」「生きることに疲れた」と感じたら、とにかく”根本を変える”ということを考えたい。
現状維持や今を変えることなく悩みのもとを打破することを考えるのではなく、根本的な解決策だ。
もちろん、誰しもが現状のまま悩みを解決することを考えるのは当然だが、それでもダメなら「変化」「変節」を考えよう。
「なんとかしよう」には限度があることを憶えておいたほうが良い。
まとめる
人生に疲れた、生きることに疲れた、そう感じる瞬間は誰のもとにも訪れる可能性のあることだ。
だからもしそんな時がきた時は、追い詰められる前に手を打つ。
その手段は予め知識として持っておく、それだけでも追い詰められて普通じゃない精神状態にまで至るなんてことを防ぐための予防になるとオレは思う。
たとえば、この記事をこの先目にする人はまだ大丈夫だよ、まだ正常な精神状態だから。
だから人生に疲れた、生きることに疲れた、そう感じているなら今の現状そのものを解決「変えてしまう」ことに頭を使うと良いよ。
オレもけっこういろいろな体験をしてきてる方だと思うけど、元気に毎日楽しく幸せに生きてるよw
”喉元過ぎれば ”じゃないが、今なんとかしてしまえば先には必ず光もあるからさ。
すっごい苦しいときってね、大底なんだと思うようにすると良いよ、しんどいと思ったら大底w
大底を耐えきれば後は上昇するだけだ、今より良くなるってねw
人生に疲れたと思い込む前に、生きるのに疲れたと感じた時の解決方法を予め理解しておくと良いね。