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そんな状況で住宅ローン金利の利息計算なんてするか?主人がこの家を買ったんです地獄です

住宅ローンの支払いに苦悩する夫婦

 

住宅ローン金利に纏わる話、かなり昔の話なんだけどね。

 

バブル経済期前後、日に日に上昇していく地価と住宅価格を背景に、

 

「今買わないと一生家は手にはいりませんよー!買わなくて良いんですか~?」

 

という空気が作られた。

 

時代的には、「一国一城の主」ではないが、”家を買う”ということが当たり前という風潮がまだまだ色濃く残る時代で、多くの人が高額な家の購入を決めていった。

 

 

そこで問題となるのが高額な住宅価格!!

 

ではなく、その金利。

 

住宅ローン金利が家計を蝕む

 

当時の住宅ローン金利は6~8%ほど、仮に「3000万円を7%固定金利の35年ローン元利均等」での支払総額は8000万円強、利息の支払いだけで5000万円だ、仮に「5000万円を7%固定金利の35年ローン元利均等」での支払総額は12000万円強、その利息は7000万円を超える。

 

仮に「5000万円を7%固定金利の35年ローン」で借りた場合の返済だが、たとえば毎月均等に支払っていくとしたら月額32万円弱を35年にわたって支払っていくことになるわけだが、当然一般的範疇で考えれば毎月の返済が30万円を超えて払っていけるほどの収入はない、だからローンの支払には毎月の給与の他にも年に2回のボーナスをあてにしたローンが組まれることになる。

 

決して楽ではない、ボーナスのほとんどは返済に回し、毎月はなんとか生活していけるだけを残してあとは返済、それを35年続けていかなければならない。

 

そこに問題が起きてくる。

 

バブル崩壊により地価が

 

バブル崩壊に苦悩する一家の大黒柱

 

高額な住宅ローンを35年もの間支払っていかなければならないのに、バブルが弾けた!

 

簡単に言えば好景気から不景気にって話だ。

 

会社の残業は減り、ボーナスも減る、中には毎月の収入そのものが減る人もいたし、会社が倒産してしまう人もいた。

 

しかし住宅ローンの支払は変わらない、当然そのしわ寄せは家計にくるよね、多くの人が大変な思いをしたと思うよ。

 

そして、そのことはマイホームを手放すという選択にも繋がってくる、マイホームの購入を決断できたのは基本収入があったからだ、マイホーム購入当時の収入が維持されることを前提に組まれたのが住宅ローンなので、収入を維持できなくなればその前提は崩れ去り、結果マイホームを手放さなければならないという選択をせざるを得ない家庭も出てくる。

 

だが・・・

 

せっかく手に入れたマイホームを泣く泣く手放す決断をするも、

 

売れない!

 

バブル崩壊により地価は目減りし購入時ほどの価値はなくなっていて、売ろうとしてもローン残金以下の資産価値しかないため売るに売れない。

 

ローンからは逃げられない。

 

破産する人も続出したよね、バブル期の住宅ローンで破産した人も何十人も見てきたけど見てるの苦しかったな~。

 

そもそも価値がない

 

バブル時代のこの問題は、日銀の低金利政策によってだぶついた資金が不動産市場にも流れ込んで生じた地価の高騰の末に起こったことだ。

 

そのため、そもそもがそれだけの価値のない土地に短期間に大きな価値がついて、その価値が高まった末に土地を買った人はほんと悲惨だった。

 

いや、キャピタルゲイン狙いで不動産を購入したというのであれば「自業自得」「自己責任」だと同情もしないんだけど、単純に「家族と住むための家が欲しくて買った」人の心情を考えると苦しくなるよ。

 

結局、バブル崩壊と共に土地の価値は急激に下がっていき、結果せっかく手に入れた不動産の資産価値も大きく目減りすることになる。

 

そして、ここで問題が・・・

  

悪名高きステップローン

 

”マイホーム購入当時の収入が維持されることを前提に組まれたのが住宅ローン”だと先に書いたが、それどころではないローンもあった。

 

それが住宅金融公庫の悪名高きステップローンだ。

 

このステップローンは、始めの数年間は支払い金額を抑え、6年め11年目(だったかな?)からは始めに支払い金額を抑えた分まで上乗せして支払っていくという”悪魔の囁き”の如きローンだった。

 

たとえば始めの5年は毎月8万円、6年目から14万円、11年目から17万円といった具合に支払い金額が増えていくローンだ。

 

収入が少ないと多くのローンが組めない → ローンが組めなければ家は買えない → だけどステップローンを組めば当初の支払い金額は抑えられるので本来家を買えないレベルの収入の人でも家が買えてしまう → 「どおですか?このステップローンを使えば念願のマイホームが買えてしまうんですよ?このローンがいつまであるかわからないですよ?しかも日々上昇する地価を御覧なさい明日には買えなくなっているかもしれないですよ?」 → 購入! という流れだ。

 

このステップローンのヤバいところは「終身雇用」だけではなく将来の「定期昇給」まであてこんだローンだったというところだ。

 

「あ~、確かに今の収入は低いですよね~、でも5年後10年後には給料も増えて支払いなんて楽勝っすよ、楽勝!なんせ好景気ですから~( ゚Д゚)」

 

こんな詐欺の片棒をかつぐかのような商品を出していたのが「国」だったというのだから笑えないよね。

 

どれだけの人が苦しんだのやら。

 

悪名高き〇〇不動産

 

家族のために購入した家が家族を苦しめる結果になって悩む主人

 

バブルによる地価の高騰で都内に家を購入できない人たちはどんどん郊外へ郊外へと流れていったんだよね、千葉県の奥の方とか埼玉県の奥の方とか。

 

元々、二束三文だった土地を整地して家建てて売る、これはわかる。

 

土地が足りないなら家くっつけて売っちゃえ!

 

連棟!

 

今で言うところのテラスハウスなんだけど、今のテラスハウスと当時の連棟とではぜんぜん違う!だから当時の物件は連棟と呼ぶよ。

 

そもそも今でいうところのテラスハウスのメリットは一般的な土地付き一戸建てに比べて安価で購入できること、土地が少なくて住むからね、そこに当時のバブルによる地価の高騰が加わったことで悲劇が生まれる。

 

いや~当時の連棟はけっこうひどいの多かった、階段狭くて急勾配で居間だって机置いたらもう人1人通るのがやっとで、とにかく全体狭い、イメージは「2階建ての長屋」ね、ほんとそのへんのアパートのほうが全然快適なレベル。

 

そんな家をローン足りない分をノンバンクつけて売ってた不動産会社があった(って言ってもそんなのザラだったけど)

 

その名も「〇〇不動産」

 

千葉県じゃ有名な会社で、連棟に住んでるローンパンク寸前の人から話聞く度に出てくる出てくる〇〇不動産の名前、ま~この会社の売る連棟はほんとひどかった、オレ家見ただけで「あ~これ〇〇不動産だね~」って分かるからね。

 

狭いしお値段高いしでね、思うに「土地狭いから家くっつけて立てちゃえば高く売れるだろ」「バブルだし煽れば売れるだろ」「これぞ錬金術!」ってことで、「今買わないともう買えませんよ!今しかありませんよ!」と猛烈営業して売ってたと思うんだよね~。

 

ノンバンクの金利は10%を遥かに超えてるし、バブル崩壊するしで、連棟の場合、支払いに窮して家を売ろうにも連棟だから土地も建物も両隣とくっついちゃってるし、そもそも連棟の価値も人気も低いからどうにもつぶしがきかない。

 

そもそも、家を買うだけの収入がない人たちにノンバンクと組んでオーバーローン組ませて、見せかけの頭金作って限度いっぱいの住宅ローン組ませて、足りない分はノンバンクが後から根抵当打ってローン組ませて、やりたい放題だった。

 

ある連棟に住む奥さんが「主人がこの家を買ったんだけど、なんでこんな家を買ってしまったのか、この家を買ってしまってから地獄だ、もうどうして良いかわからない」と話していたが、辛いのはそう話す奥さんの隣でジッと黙って自分の妻の話を聞くご主人の姿で、奥さんからこの話聞いてるときもうね喉の奥がギュ~ってなったよ、思い出す度にギュ~って苦しくなるよもう。

 

ご主人は「家族みんなで住むためにマイホームを」って買っただけなんだけど結果がね、奥さんも旦那攻めたくてってわけじゃなくもう心のバランスがね、あのときは辛かったな~、ってこういう家を何件も見たよね当時は。

 

もうね、千葉の方でローン地獄に陥った人らの話聞いてると必ず出てくる「〇〇不動産」この不動産会社も大概だし、そんな会社に認可与えてる国も県も大概だよね、本来であればローン通らなくて当然なところを通して家買わせてるんだから不動産会社も銀行も国も煽ったマスコミも含めてひどかったのかもしれない、ほんと自己責任で済ませられないよな~と思ったもんだよ。

 

全ては自己責任なのかもしれないが

 

世間全般、日本国中(というよりか主に首都圏か)が熱病に冒されてたかのように

 

「今!」「今買わないともう手に入らない!」

「明日には買えなくなる!」

 

などと購買意欲を煽りまくり、

 

「さあ!今ハンコ押してください!あ、なんならハンコはこっちで用意するんで名前だけ書いてくれればOKです!今じゃないダメなんです!」

 

というような状況を作り上げられてね。

 

そこで正常な思考などできなくて当然だと思う、もう催眠状態のようなもんだ。

 

「分譲建売!激安!契約者続出!残りあと僅か!来場歓迎!」とアパートのポストにチラシが入っていて、週末夫婦で現地に行ってみたら空き地に中身スカスカのモデルハウスと事務所であるプレハブが建ってて、事務所の中では次から次に土地建物を即決で売っていく、事務所の壁には選挙さながら空き地の区画図面に決まったところから真っ赤な花がつけられていく、「おめでとうございます!なんとか間に合いましたね、後少しで無くなってたところですよ~、いや~運が良かった!」「いや~ありがとうございます!嬉しいです!」どんな家が立つのかもよくわからずに契約してしまう営業マンとご夫婦。

 

もうマジで催眠状態としか言いようがないよね。

 

国にマスコミに金融機関に不動産会社、それら全てがグルになってレールを用意している、そんな状況で用意されたレールに乗ってしまったのを「契約したのは自分なんだから自己責任だ」と片付けてしまうのはあまりにも辛い。

 

皆が皆賢いわけじゃないしね、見方を変えれば識者達がこぞって愚者を1人づつ個別に嵌めていくような次式だなこれ、オレに言わせりゃオレオレ詐欺と良い勝負だと思うよ。

 

あ、いや、別にね、住宅ローンに恨みつらみがあるわけではないんだけどね、先日、ファミレスでご飯を食べているときに隣の席の若者?がローン金利について熱弁してたんだ「バブル時代には5000万を金利8%でローン組んで・・・」それ隣で聞いてたらさなんだか思い出してねwちなみに隣の熱弁をふるう若者のヘアースタイルはクローズのときの小栗旬と同じ髪型。

 

ま~、今の時代、ネットがあるからこんなことも少なくなったのかもしれないけど、去年なんかも似たようなことあったよね規模は違うけど、仮想通貨ねwテレビで「億り人!億り人!」「ビットコイン持ってないとかありえない!」って煽ってね、その後コインチェック社のNEM不正流出事件からの仮想通貨総値崩れもあってマスコミは手のひらを返したように話題に挙げなくなったけどね。

 

でもまあ、自己責任じゃないけど、自分に降りかかる火の粉をはらうのは自分しかいないわけだから、やっぱり自分が賢くならないといけないんだろうね、無知は罪ってね、なんとも悲しい考え方だけども。

 

ということで昔ばなしでした。